SNSや人間関係に疲れた夜、誰とも話したくないけど、誰かの声を聞きたい。
そんな気分のときにそっと寄り添ってくれるのが、「お耳に合いましたら。」のようなドラマたち。
今回は、「ひとりでも楽しい」「無理しなくていい」と優しく伝えてくれる5作品をご紹介します。
1. 今夜すきやきだよ
あらすじ:
恋愛も結婚もしないと決めていた2人の女性が、ひょんなことからシェアハウスでの同居をスタート。家事の分担や好みの違い、でも不思議と居心地がよくて…。
現代の“ふたり暮らし”のリアルを描いた、会話劇中心の優しい物語。
お気に入りのシーン:
2人で冷蔵庫の残りものを見ながら「何食べる?」と相談するシーン。何気ない日常が、誰かといることでこんなにもあたたかくなることを教えてくれる。
視聴可能なサブスク:
Netflix、U-NEXT、Amazon Prime Video
2. パンとスープとネコ日和
あらすじ:
突然亡くなった母の跡を継ぎ、出版社を辞めてカフェを始めることにしたアキコ。メニューはパンとスープだけ。静かな町での新生活と、猫との時間が丁寧に描かれる癒しの物語。
お気に入りのシーン:
お客さんにパンとスープを出し、自分もその後一人で同じものを食べるアキコの表情。ひとりの時間を「寂しい」ではなく「満ちている」と思えるようになる。
視聴可能なサブスク:
U-NEXT、Amazon Prime Video(レンタル)
3. 逃亡料理人ワタナベ
あらすじ:
謎めいた過去を持つ料理人・ワタナベが、各地を旅しながら小さな町で料理を振る舞うロードムービー型ドラマ。毎話ごとに異なる人々とふれあい、その土地にある「食」と「物語」に癒やされる。
お気に入りのシーン:
古びた民宿で釣ったばかりの魚を焼き、無言で客と食べるシーン。言葉が少ないのに、そこには確かな“人のあたたかさ”がある。
視聴可能なサブスク:
Netflix、U-NEXT、Amazon Prime Video
4. 東京放置食堂
あらすじ:
仕事に疲れたテレビディレクターが、ひょんなことから伊豆諸島の離島にたどり着く。そこには「放置食堂」という名の、不思議な店があった…。
地元の人たちと交流しながら、自分を見つめ直していくスローライフドラマ。
お気に入りのシーン:
地元のおばあちゃんに言われる「無理して頑張らなくてもええよ」という一言。頑張ることが前提になっていた自分に気づかされる瞬間。
視聴可能なサブスク:
U-NEXT、Amazon Prime Video(レンタル)
5. おじさまと猫
あらすじ:
ペットショップで売れ残っていたブサかわ猫・ふくまると、妻に先立たれ孤独だった中年ピアニスト・神田の交流を描くヒューマンドラマ。
お互いに足りなかった「愛情」を補いながら、日々を少しずつ豊かにしていく。
お気に入りのシーン:
ふくまるが、神田にぴったりと寄り添いながらピアノを聴くシーン。「ただ、そこにいてくれる存在」の大きさに涙が出る。
視聴可能なサブスク:
U-NEXT、Hulu、Amazon Prime Video
最後に
忙しい毎日の中で、“ひとりでいる時間”をポジティブに描くドラマは、心の深呼吸のような存在です。
「ひとりって悪くないな」「こんなふうに過ごしてみたい」と思える物語に、ぜひ出会ってみてください。