緻密な伏線、違和感のある会話、少しずつ積み上がる不穏な空気…。
そして迎える衝撃のエンディング。
「シャッターアイランド」のような映画が好きなあなたへ、心をかき乱す5本を厳選しました。
1. プリデスティネーション(2014)
あらすじ:
タイムトラベルを駆使して犯罪を防ぐ「時空捜査官」が、最後の任務に挑む。ターゲットは爆弾魔「フィズル・ボマー」。
あるバーで語られる一人の男女の人生が、物語を思わぬ方向へ導いていく…。
お気に入りのシーン:
バーでの長い語りの後、「君は一体誰なんだ?」と問いかける場面。そこから一気に世界の構造が崩れ始め、鳥肌が止まらない。
視聴可能なサブスク:
Amazon Prime Video、U-NEXT(レンタル)
2. 鑑定士と顔のない依頼人(2013)
あらすじ:
孤高の天才美術鑑定士・ヴァージルのもとに、「顔を見せられない」という謎の女性から鑑定依頼が届く。彼は次第に彼女に惹かれていくが、その背後にはある大きな仕掛けが…。
お気に入りのシーン:
ラスト、静かな部屋の中で語られる“真実”に気づいた瞬間。美しさと切なさ、そして怒りが同時に押し寄せてくる。
視聴可能なサブスク:
U-NEXT、Amazon Prime Video(レンタル)
3. オールド(2021)
あらすじ:
リゾートホテルが紹介した「人がほとんど来ないプライベートビーチ」に訪れた家族たち。だがそこでは、異常な速度で人間が老化していくという現象が発生。
理由も出口もわからない中、次々と命が尽きていく。
お気に入りのシーン:
真相が明かされるラスト数分。観客に突きつけられるのは「倫理とは何か?」という重い問い。SFスリラーと思わせておいて、社会派の一面も。
視聴可能なサブスク:
Netflix、U-NEXT、Amazon Prime Video
4. オールド・ボーイ(2003/韓国)
あらすじ:
ある日突然15年間も監禁され、理由もわからないまま釈放された男。彼は真相を追い求めるが、その先に待っていたのは、自分の過去に関わるあまりにも残酷な復讐だった――。
お気に入りのシーン:
「なぜ自分は監禁されたのか」その問いに対する答えが明かされた瞬間。苦しみが幾重にも重なる容赦ないどんでん返しに、言葉を失う。
視聴可能なサブスク:
U-NEXT、Amazon Prime Video(レンタル)
5. サーチ(2018)
あらすじ:
高校生の娘が突然失踪。父は彼女のSNS、メール、検索履歴から手がかりを探る。物語はすべて“パソコン画面上”で展開される新感覚サスペンス。
何気ないクリックが、思いもよらない真実に繋がっていく。
お気に入りのシーン:
父があるフォルダを開いた瞬間、時間の流れが止まるような衝撃。これまでの“見えていた情報”がまったく違っていたことに気づかされる。
視聴可能なサブスク:
Netflix、U-NEXT、Amazon Prime Video
最後に
一度観たら忘れられない映画体験。
そして観終わったあと、もう一度最初から見返したくなる――
大どんでん返し映画は、観る者の“信じていたもの”を壊してくれるスリリングなジャンルです。
心の準備をして、でもきっと裏切られる時間を、ぜひ。